2009年12月03日

5日目

−マリー&プランサイド−

 俺お手製の蝶々の細工の入ったミラーでイソは俺たちと通信をする。


 そこでの夜の会話である。
 なかなか島での生活を満喫しているようでなにより。
 よかったなーと普通に会話してたのにイソが突然切り出した。

[日傘を地下に持ち込むのっておかしくないー?させないよ?]
「地下だとは思わなかった!すまん!」
 頭を下げるしかない。
 くそ。
[もー。違和感バリバリだよ。プランくん。分解してもいい?]
 髪の毛をおろしてパジャマ姿のイソが言う。
 ノースリーブのミニワンピース姿。
 女性ばっかのパーティとはいえ、無防備だぞイソ。
「もったいないよイソーーー!」
 こっちは鏡台で会話してるので、妹のマリーが俺の後ろから飛びついてきた。
 まぁ、こっちの方がへそとかあちこち出してるから今更動揺なんて仕様も
 ないのだが。
「衣装にもあってるんだし。とりあえず今回は持っておきなよっ」
 うんうん。結構こった構造だったから分解はやめてくれ。
[じゃぁ、次の衣装はなんだっけ?]
 イソが首をかしげた。
「お兄ちゃんのリクエストだよねー?」
 それに対してにやにやとマリーが笑う。
 ふ・・・・・・。
「・・・・・・日傘は無しがいいんだな?」
 にやり。
[な、何か凝ったものでも、作ってたのプランくん?]
「傘がいやなら次は扇とか装飾品で適当に仕込んでやるよ」
「お兄ちゃん?」
 マジで助かるしっ!!
 えーっ!?とマリーが眉をしかめる。
 そこにイソがたたみかけるように言った。

[・・・・・・扇じゃ鉄扇とかとかぶる]

「へ?」

[もう傘でいいよ]
 ふぅ。とイソがため息をついた。
[なるべく軽量で蝶々はつけてね]

 う、わー。
 首、しーめーたー。

 マリーが諦めなよ、と俺の肩をぽんぽんと叩いた。
posted by ちさの at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記ログ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/33981514
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック