2010年09月01日

41日目

今回はプランSIDEではありますが。

イソが乙女なことほざいております。


甘い物が苦手な物はご注意ください。

大丈夫な方は続きへどうぞー!



【プランSIDE】

 今は従姉妹のイソが遺跡の中にいるから俺たちは実家にいる。
 そんなわけで、今俺は客間の鏡台の前に座っている。
 男の俺がどうして鏡台の前に座っているかというと、イソと通信で会話するためだ。
 
 あ、ちなみに妹のマリーは出かけて不在。
 デートらしい。
 奔放主義そうな俺たちの両親であるが、門限は22時。
 今は21時15分。
 まぁあいつならマリーを任せておいて大丈夫だろう。
 
 
 ・・・門限やぶったら上司(父さん)どころか、研究院の伝説の偉人(ばあちゃん)に何
されるかわからないからな!
 ・・・どうなるかなんて怖くて想像がつかないぜ。

[へー・・・今度マリーちゃんに聞いてみるね]

 とかそんな話をテント内にいるらしいイソと会話をしているわけである。
 まぁ、こんな薄着のルームウェアワンピースで外は歩かないよな。
 ちなみにイソは手鏡を通信鏡としてつかっているので、顔のドアップがこっちの鏡台には
映し出されている。
 
 わふわふ。
 画面の端からガトー(狼)もいるようだ。
 イソの膝の上に乗っかって甘えているらしい。
 ヒト型だったらぶっ飛ばされるぞwww誰かに。

 さーて。茶でも飲もうかな。
 もってきた茶器からコップに茶を注いでいると、イソが遠慮がちな声で話しかけてきた。

[ねぇ、プランくん。・・・ちょっと男性としての意見を聞いてみたいんだけど]
「んー?」
 ずずーっとお茶をすする。
 そこに。

[腕を組まれるときって・・・どっちの腕の方が組まれると嬉しい??]
「ぶっはっ!」

 むせた。
 な、なんなんだよいきなり!?

[プラン、大丈夫か?]

 ガトーの声が聞こえるが、とてもじゃないけど返せない。 
 モロ、モロに気管に入ったっ。
 く、苦しいっ。

 しかしイソから恋愛関係の相談される日がくるとはなぁ・・・。
 感慨深い。

 お相手が難関過ぎるんだが。

「えーと、ウーゴさんに、ということでいいんだよな?」

 よいしょ。ようやく鏡台に座り直せたぞ、と。

[・・・う、うん。そうだけど・・・?]
 変なこと聞いたかなぁ・・・?
 とのごとくイソは顔を赤らめる。
 変なこと、というか。お相手がお相手なだけにずいぶんと可愛らしいことを聞くもんだ
なぁというか・・・。
 まぁ、相手の年齢は関係ないか。
 ホント可愛らしい顔をするようになったもんだ。
 
 けほ。
 と咳払いして俺の意見を述べる。

「どっちでもいいとは思うけど・・・俺なら左、かなぁ・・・右手が空くし」

[そっかー・・・・・・]
 だよねぇ・・・。
 うぅ。
 イソの顔が曇った。

「どうした?イソ?」

[あのね・・・ウーゴさんってね。右足がお悪いでしょ?]
「うん」
 そうだな。

[だから杖をいつも左手で持たれてるでしょ?]
「うん?そうだっけ?」
 そうなの!ともじもじとイソが話す。
 よく見てるよなー。

[だから・・・右腕かなーとも思うんだけどね]
「そうだなー」
 何が言いたいんだよ。

[心理テストだったかの本で・・・『右側に立っている人が二人の関係をリードしている
方になる』って書いてあって・・・]
 だから、えっと・・・。
「まぁ、気持ちは分かる」
 どう考えても逆だよな。17歳の女の子にリードなんて無理だろう。
 まぁ、翻弄はできるかもしれないけども。


d41.jpg


[利き手の右腕塞ぐのもご迷惑だろうし、かと言って杖を持ってる側には・・・絶対邪魔
だし]
 うう。
 あれ?
「この前の蛍狩りのときはどうしたんだっけ?」
[・・・どきどきしててそれどころじゃなかった]
 腕も組んで無いし・・・。
 はいはい。そうですね。
 思い出したのかぽぽぽ、とイソが赤く染まった。
 おぉ。可愛い。

 たぶん右から引き寄せられてたと思うけどなー。
 
 ふぅ。
「別に、ウーゴさんは心理テストとか全然気にしないと思うから、右でいいと思うけどな」
[うぅ。そうなのかなー]
 おまじないとか心理テストとかお好きなお年頃なだけにちょっと不安げである。
 大丈夫だから、となだめた。

「で、そんな機会はありそうなのか?」
 問題はそこだ。
[・・・・・・・・・・・・うーん??]

 無いのかよっ!!

 

 どっと疲れた。
 

「もう、後ろから抱きついとけばいいんじゃね?」
[!!〜〜〜〜〜〜っ!プランくんのばか]

 できないわなー。
 予想通りの反応に苦笑しつつ、おやすみと告げると逃げるように通信を終了した。


 あふ。
 寝るかぁ。
 俺は客間を後にした。
posted by ちさの at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記ログ
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